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すぎた きゅうしん |
| A.理論編 B.実践編 C.心の教育 ◆校長室の窓から ◆リンク集 |
B−基礎学力はこうしてつける9.計算力を鍛える指導法(基礎計算指導法) その効果・意義・正しいやり方 (1) 【効果】 「できた!」の達成感がやる気を引き出す 確かな計算力は段階を踏んで反復練習をすれば、どの子も必ず身につけることができる @ すべての子供たちの計算力だけでなく、算数そのものの成績が向上した。 A 子供たちの中に「やればできる!」といった 達成感や自信、自己肯定感の広がり が見 B 「できた!」の達成感がやる気を引き出し、 学習意欲の向上が顕著になった 。 C すべての学年で 学習への構え(学習規律)が確立した 。 D 集中力や持続力、認識力などの学習能力が著しく向上した。 E 時間感覚が身につき作業処理能力が向上し、どの子も素早く行動できるようになった F 学習能力、作業処理能力が充実すると、学習の進度が自然にはやくなり、結果として学 ★ 計算ドリルを使った方法と比べて、子供の鍛えられる度合いがまるで違います。最初は少
(2) 【意義】 計算力を鍛える反復学習は、脳力そのものを高める (脳科学の研究から)
(3) 【正しいやり方】 段階を追ってほめながら進める 100マス計算をやりだすと、最初は苦痛を感じる子供が少なくありません。いきなり始める ですから、 いきなり始めるのでなく、次ページに記したように段階を追って進めることが大切 です。 10マス計算 などから段階を追って慎重に進めていけば、どの子も必ず100マス計算が大好きになります。 その際、気をつけることとして、 人と比べるのでなく昨日の自分と比べて自分の成長・進歩を知ること です。また、 絶えずほめながら実施すること も重要です。 最悪のやり方は、いきなり思いつきで100マス計算をやらせて、できない子の反抗にあっていつの間にか止めてしまうことです。これでは、子供に嫌な思いしか残りません。先生への信頼も低下します。 ※ 時間を計ることの意味 → 学習能力、作業処理能力が高まる 100マス計算では時間を計っていますが、これは、人と比べるためではなく、昨日の自分と比べて進歩をとらえるためです。しかし、中には、時間を計ってまで子供を追い込むのは行き過ぎではないか、子供に負担をかけることにならないか、との批判があります。また、計算は一通り間違いなくできればそれでよく、わざわざ時間を計る必要はないとの考えも少なくありません。 子供にとっては、時間を縮めることに挑戦するのはゲーム感覚で達成の喜びがあるのです。また、時間を計ることによって子どもたちの 時間感覚も身につき、作業処理能力や 集中力や持続力、認識力といった 学習能力も著しく向上します 。 例えば、百メートルを60秒で走る者が13秒で走れるようになったら、それは運動能力がまるで別人のように高まったということです。こんなことは実際にはなかなかあり得ません。しかし、100マス計算では10分かかる子が1分30秒でできるようになることは珍しいことではありません。その子の学習能力、作業処理能力はまるで違っています。 毎回時間を計って時間を縮めることに挑戦することは、単に計算力をつけるだけでなく、脳力そのものを飛躍的に高めることにもなるのです。 9−2 みんなでやるからどの子も伸びる 「計算さかのぼり指導」どの学級でも、基本的な計算力が身についていない子供がいます。その子供の計算力を引き上げる方法は、個別指導しかないと考えられています。しかし、担任には個別に十分指導する余力はないのが現状です。また、個別指導を受ける子供も、「劣っている子供と見られる」ことを嫌って、個別指導を受け入れないことが多く成果は上がりません。それで、基本的な計算力さえ身につかないまま中学校へ行くことになります。その子供は中学校で勉強に全くついていけません。 これに対して、個別指導中心でなく学級全体で取り組むことを中心にした「計算さかのぼり指導」という方法があります。 計算さかのぼり指導 できる子も、1年生レベルから段階を追って学級全員で反復練習します 。 どの子供も一度習っただけでは身につかないものです。せっかく学んだことも時間が経て 教材は「10マス計算」や「100マス計算」、・・・「 繰り下がりの あまりのあるわり算」など 時間も毎日5〜10分に限定します 。( テンポよく行い 、時間をかけ過ぎないこと) ・ さかのぼり指導のメリット 【できる子の場合】 できる子は、自己肯定感を高め、脳を活性化できます。 簡単にできれば学ぶことが心地 ※ できる子には、タイムを縮めることに挑戦させます 。「単純計算が脳を最も活性化する」 【少しはげ落ちている子の場合】 少しはげ落ちている子は、学び直しができて確実に身につきます。 【できない子の場合】 できない子の心を傷つけないで、計算力を身につけることができます。 さかのぼり学習は学級全員で取り組むので、できない子も傷つかずに学習ができます。 「計算のさかのぼり指導」に取り組むと、どの子も脳が活性化し集中力や持続力が顕著
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31÷4= ・・・ 23÷8= ・・・ 34÷9= ・・・ 41÷7= ・・・ 54÷8= ・・・ 61÷7= ・・・ 52÷6= ・・・ 71÷8= ・・・ 43÷9= ・・・ 63÷8= ・・・ 【 100題で5分以内なら10題は30秒以内 】 |
確かな計算力は以下の単純計算を段階を踏んで反復練習をすれば、どの子も必ず身につけることができ、「やればできる!」という自信をもたせることができます。
◎ 「声を出して行う計算の基礎練習」や「フラッシュカードによる計算練習」 (声に出すことは効果的です)
・10までの数の分解・20までの数の分解・かけ算九九の暗唱、のぼり九九、さがり九九など
◎ プリントによる計算練習
@ 10マス計算 【たし算、ひき算、かけ算】 (各10〜20秒以内)
A 50マス計算 【たし算、ひき算、かけ算】 (1分30秒以内)
B 100マス計算 【たし算、ひき算、かけ算】 (3分以内)
C 穴あき九九100題 例 6×( )=48 (3分以内)
D あまりなしのわり算【基本わり算A】100題 (3分以内)
E 九九の構成81題 例 28=(4)×(7)、(7)×(4)(3分以内)
F あまり(繰り下がりなし)のあるわり算【基本わり算B】100題 (3分以内)
G あまり(繰り下がりあり)のあるわり算【基本わり算C】100題 (5分以内)
100マス計算は、時間を計るからこそ上達が目に見えて実感でき達成感が得られるのです。
計算練習で 時間を計るのは、人と比べるためではなく、昨日の自分と比べて進歩をとらえるため です。しかも、子供にとっては、時間を縮めることはゲーム感覚で楽しみながらやれるのです。時間を計ることによって、子供たちの時間感覚や作業処理能力、集中力や持続力といった学習能力が高まるのです。